LifeとWorkと平穏と

~子育ての日常を平穏に過ごすために行っている事~

【うつ病経験者の目線】うつな状態の人との関わり方

 妻がうつ状態になりました。病院はまだ受診出来ていないですが、現状見ている限り私が辛かった時と同様の症状になっています。

 

私はうつ病を経験しているので、こういう時にどうして欲しいか?未経験の人よりは理解出来ると考えています。
 

うつ状態になった人は、
どうして欲しいのか?

 

うつ状態の人に対して、
自分はどうすればいいのか?

 

うつ病を経験した私が経験者の目線で書きたいと思います。

  

項目

 

1,私がうつ病になるまでの過程

 最初に、私がどういう経緯でうつ病に至ったか?です。 

私がうつ病の入口に入った時、仕事が最も忙しいタイミングでした。

1人では抱えきれない仕事量で、迫る期限、期限が過ぎてしまった、期限が過ぎた物の日程の調整、少しずつ増えていったミスのリカバリー。全てが後手後手になってしまっていました。


入社5年目の22歳(高卒で入社してます)で担当した業務は、今の私が担当してもこなすことが出来ない仕事量でした。むしろ、誰もこなせる量ではなかった。
加えて、誰にも相談出来ない、誰に相談すればいいのか。そんな状況でした。

 

そうしているうちに、手の震えや吐き気で家から出られなくなりました。

 

そこから1ヶ月ほどお休みし復帰するのですが、その後何度も休みを繰り返し、長い期間を経て、昨年になってようやく壁を超えることがが出来ました。

 

復帰した直後私に向けてかけられる声で辛い言葉も多々ありました。
そのおかげでまた逆戻りすることもありましたが、今同じ言葉をかけられても、前のように辛くなることはもうありません。

 

2,その時、どうして欲しかった?

 

初期~少し回復期~回復期の3つに分けてかきます。

 

 ■初期状態

 家から出られなくなった時、どうしていいかわかりませんでした。
ただ、ただ、横になっていたい。そんな状態です。


どうしたの?

何故そうなった?

どうすれば、いい?

気分転換しよう。

 

聞かれても答えることができません。

答える余裕がない。

答えなければという思考で頭がいっぱいになる。

そして、答えられなくて辛くなる。

どうしたいいかわからない。

このような状態になってしまった事が申し訳ないし、こうなってしまった事で迷惑かけてしまっている事が申し訳ないし、何から何までマイナスでしか考えられません。

 

☆この時にして欲しかったこと

・寝ていたいと言っているときは何も聞かずに寝かせて欲しかった。

・質問しても答えられないので質問して欲しくないですが、 何か聞きたいときには

 はい・いいえ で答えられるような聞き方をして欲しいです。

例えば、

 お昼ご飯何食べたい?

ではなく、

 お昼ご飯はうどんにするね?

判断させるのではなく、決まった事を伝えるというレベルにすると、考えなくて済みます。考えて答えを出すような質問をすると逆に辛くなります。

 

とにかく、

 何かを無理にやらせるのではなく、見守ってください。

 無理に声をかけなくてもよいと思います。

 

■少し回復期

落ち着いて、自らやりたい事などが考えられるようになったら、自分から少しずつ動き始めますが、それでもまたすぐに元に戻ってしまうこともあります。

 

☆この時にして欲しかったこと

・やる事に対して、否定的な言葉を言わないで欲しい

・治ることを強要または過度な期待をしている事を意識させないで下さい。

 

回復期

  最後が一番大事なところだと思っています。それは、本人にとってもです。

パートナーとしてうつ状態の人を見ていると、見ている側も辛いし、自分が悪かったのか?と思ったり、何とかしてあげたい!と思うこともあると思います。

ですが、パートナーは悪くないし、パートナーが治せる訳ではありません。

医者も根本的に治す方法を教えてくれる訳ではないのです。
(私の主治医はそうでした。)

うつ病から回復できた私が言えることは、

うつ病は、

・自らうつになった根本的な理由を知る

・自分自身を受け入れる

・うつ病の原因だと思う所を自ら改善する努力を続ける

・もう一度同じ状態にならないと、自分自身の力で乗り越えたいと強く望む

この4つがないと乗り越えられないものであるという事です。

  自分自身の考えではなく、誰かに言われたから。と言っているうちはまたいつか同じ状態に陥る時が訪れます。

誰かに傷つけられ続けた事が原因でしたら、それはまた別の問題です。

 

☆回復期にして欲しいこと

 それは、”本人が行っている事を否定しない”です。
自分のしている事を否定されると、誰しも傷つくと思います。ましてや辛かった自分を乗り越えるためにしている事を否定すると尚更辛いです。

周りにいる人には、うつ状態にある人が前を向き始めた時に、少しだけ手助けをしてあげて欲しいのです。
否定ではなく、より良い方法を一緒に考えるという事を。
間違っている事を注意する事は、大事です。それは否定ではありません。
前を向いている時は、間違っている事を受け入れ、改善するように動けるようになっているから。
それまで、長い時間をかける必要があるかもしれません。時間がかかることは決して悪い事ではありません。努力を続ける事によって変化してく様子がわかると思いますし、そうであって欲しいです。

 

まとめ

 これまで経験してきて、感じていた事を正直に書きました。私は、うつ病は乗り越えられると信じています。
 周りの方は、極端に接触する事を増やすなど普段と違う事をやり始めるのではなく、普段通りにしてください。それが一番嬉しいです。

 

 最後に、私がうつ病を乗り越えるにあたって心掛けていることをかきます。
それは、

 今の自分を悲観して嘆く時間があったら、今から努力してできるようになればいい。無理なものは無理。出来るようになりたいと思うのであれば、出来る様になるように努力する。過去を振り返っても戻ってくることはない。

  私は私を否定しない。

 

では。